競合ってだれ。
メキシコ在住16年目、
凝り固まった人の「思い込み」を取り除き、
希望ある未来を生きられるようにお手伝いする
ラテン系ライフコーチの岩﨑コウです。
今日も見て頂きありがとうございます。
毎日メキシコから呑気に書いています~(笑)
競合ってだれ。
ってたまに聞かれることがあるんです。
サラリーマン時代には「競合」の存在というのは、
毎日最低4000万時間ぐらい考えていて、
「あの店のあの競合のアイテムをどうやったらぶんどれるか」
なんてことに狂奔していたのです。
そうですよね。
だって競合から帳合を取らなければ、
自分の営業成績が上がらないのですから。
上がらなければ、
ボーナスでガッツリ引かれ、
ただでさえ低い年収が更に低くなります。(苦笑)
営業というよりガサ入れ。
顧客のキッチンや倉庫に入り込んで、
自分から買っていないアイテムを全部調べ上げて、
価格も全部聞き出します。
まぁ、営業なら当前なんでしょうけれどぉ。
「戦利品」として、
ゴミ箱に生ごみと埋もれている競合アイテムのパッケージを持ち出して、
「このパッケージ年月日はこのロットだと○○だから、
通関を切ったのは○月○日ぐらいで、
その日は為替が○○、
てことは競合のコストは○○ぐらい、
1コンテナにこれだけ入っているとして、
競合の販売先は○○と〇〇、
その販売量は○○ぐらい、
てことは在庫日数は○○ぐらいだから、
○○のタイミングで値上げ/値下げしよう」
みたいな。
警察のガサ入れみたいな事していたんです。(笑)
ビッグアイテムを取れれば、
大体他の小物も全部自分にくれるようになります。
お客さんも発注先を増やすのは面倒ですからねぇ。
個人的な人間関係も築きつつ、
ガサガサしながら新規市場を徐々に開拓していったのですが、
ある時ふとこんな事を思ったんです。
「んで?」
と。
やる気があるのか無いのかよく分からない
「競合」との競争に勝っても負けても、
その先が果てしなく続く大海原のように思え、
とても虚しい気分になったのです。(苦笑)
新人の頃は大きな帳合を取る度にイキりまくっていたのですが、(恥)
所詮そんな上辺だけのモチベーションなんてしばらくすれば失せてきます。
それが独立したいと思い始めた一因でもあるのですが、
独立したらしたで、
「おたくの競合って○○社?」
と聞かれることがあるんです。
ぶっちゃけてしまうと、
僕の答えはいまだに、
「競合、いないんです、ハハハ~」
なんです。(笑)
もちろん、
メキシコ観光ガイド業界を独占してるという意味ではなくて。
じゃあもくの競合って誰なのか。
本当にいないのか。
続きは次回に~
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