「人生前向きに生きたい」という人がグルグルするワケ。
メキシコ在住16年目、
凝り固まった人の「思い込み」を取り除き、
希望ある未来を生きられるようにお手伝いする
人生のリバイバルコーチングの岩﨑コウです。
今日も見て頂きありがとうございます。
毎日メキシコから呑気に書いています~(笑)
「人生前向きに生きたい」という人がグルグルするワケ。
「これから前向きに生きて行きます」
離婚会見?テレビの会見?で、
たまに聞いたりするような。
ん~、
そもそも「前」ってどっちだい、
っていう話です。(苦笑)
「前向きに」というぐらだから、
「今」はきっとその「前」を向いていない状態。
困っているのでしょう。
困っている時も、
悲しい時も、
「笑顔」でいるのが「前向き」なのか。
でもその「笑顔」ってどこからくるのでしょう?
「お客様には笑顔で!」
なんて、
日本の企業研修などではよく言われるフレーズですが、
その笑顔ってなにもの?
って思うんです。
「笑顔を作らないといけない」時点で、
「笑顔じゃない」、
じゃないですか。(苦笑)
それと似たような事で、
「前向きに」と思わないといけない時点で、
「前向き」じゃないんです。
それを「笑顔」を作ったり、
前向きという「思い込み」を作ったりして、
「後ろ向きな自分」、
「笑顔じゃない自分」
を覆い隠してしまうんです。
その「後ろ向き」になっている自分、
「笑顔じゃない」自分が、
「自分」なのに。
なんで「後ろ向き」なのか、
なんで「笑顔がない」のか、
「今」どういう状態なのか、
という事をまずは「受け止める」
ということから、
「結果的に」前向きになるための一歩が出始めるのです。
一方で、
「楽天的」という言葉もあります。
でもなぜか人って、
「これから楽天的に生きて行こうと思いまぁす!」
って言わないですネ。(苦笑)
みんな神妙な面持ちで、
「これからは前向きに・・・」
と。
両方とも「前」という意識は同じです。
が、
根本的に違うのは、
「事実・現実」の扱い方。
楽天的は、
同じ事実や現実でも、
悪い側面だけでなく、
良い側面も客観的に見る点です。
「ん~、今はここはちょっと苦しいけれど、
これならできそうだね。やってみようか。」
と。
その「それ、やってみようか」っていうのが、
その人が進む方向、
つまり「前」なんです。
「前向きに」だと、
「ん~、今は苦しいけれど、
みんだで笑顔で元気にやって行こう。」
その笑顔や元気って、
根も葉もない作りモノですね。(笑)
「前」が示されていない。
あなたは「前」を向いていますか?
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